ケーブルに引かれて船、山を登る。蹴上インクライン。
友人の慶事に呼んでいただいた勢いで、一度行ってみたかった京都は琵琶湖疏水の蹴上インクラインを見てきました。蹴上インクラインとは琵琶湖の水を京都市街地に通す琵琶湖疏水に付帯する施設で、琵琶湖で水運に従事する船が疎水を利用して京都に入れるよう、アップダウンがあるところを台車に乗せて通すようにしたものです。
蹴上駅からほど近いところに位置する「ねじりまんぽ」と言われるトンネル。上をインクラインが通っています。インクラインを通る重い船にも耐えられるよう、トンネル内部のレンガが捻れているように積まれているの、わかりますかね……。
トンネルをくぐって遊歩道を登りだすと見える琵琶湖疏水を利用する発電所の導水抗。今でもこの発電所から京都市内に電力が供給されています。
こちらはやはり琵琶湖疏水の水を利用する蹴上浄水場。浄水場の施設まで周囲に溶け込むように作られているの京都っぽすぎる。
よくわからないけどこの辺も発電所関係の施設っぽい。最後の写真はたぶんダムの余水吐に当たる施設だと思います。