初夏の那須に行って高原と動物園を楽しんできた/高原編
那須動物王国に行く前にフラフラしたところをざっくりと。
何はなくとも湯本温泉の上の殺生石園地まで。一部桟道が工事中でした。
蛇を助けて温泉蒸気からの湯の花の取り方を教えてもらったというお話。
みなさまご存知、玉藻の前こと九尾の狐が安倍晴明との対決に破れここまで落ち延び、ここでもまた朝廷軍に討伐されて石に姿を変えたが、その呪力は衰亡せず近くを通る生き物を生害したと伝わるのがこの「殺生石」一番上の四角いのじゃなくて左手の注連縄がめぐらされているやつですね。有毒火山ガスの噴出があったり、それが弱まっていったりしたのが説話に結び付けられたのでしょうけれども、なかなか良くできた話と思います。
殺生石の手前にはたくさんのお地蔵様が。火山ガスが出る荒涼としたところを賽の河原に見立てるのは日本古来のアレですね。
眼下には那須野が原が。
温泉神社の参道へ。
殺生石園地が一望できました。
温泉神社の境内は初夏の緑に覆われてめっちゃ雰囲気があったし、涼しかった。
車で少し旧ボルケーノハイウェイを進んだところ。こうしてみるとたしかに臼状に見える茶臼岳。ロープウェイの支柱と山頂駅が見えます。
つつじ群生地で展望台探したけど見つからずひたすらアップダウンした山道。
やたらいた尺取り虫。
そして展望台のこの眺望!誇張なしに白河市から筑波山まで見えました。
オリジナルサイズの連坊写真はこちらです
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涼しい那須……また行きたい……。