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インターネットあっちこっち

おじさんが、水族館や動物園に行ったり、そのへんでお酒を飲むブログです

2016年夏、台風の影に怯えつつ青ヶ島に行ってきたの記(その4)~ヘリコプターに乗って八丈島へ!

台風5号の隙を突いて、ここ数年、たびたびネット(あるいははてなブックマーク)で話題になる「青ヶ島」に行ってきた旅行記その4です
hms-ulysses.hatenablog.com
の続きとなっております。

定期便のお見送り

さて、島内の名所はあらかた見てしまったので、3日目は運良く席が取れた午後の臨時ヘリまでお土産を買うくらいの予定。せっかくなので東京愛らんどシャトルの朝の定期便のヘリをお見送りしようとヘリポートに行きました。自分が乗るときは写真撮ってる余裕ないかもしれないし……。実はこの便の戻り(青ヶ島八丈島間)にもキャンセル等で空きが出ていたらしく、初日に午後のチャーター便を教えてくれたご夫婦はこちらの便に振り替えて一足先に八丈島に戻るとのことでした。
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おっ、来た来た来た。
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ギャー!!!
台風の風とダウンウォッシュ*1が合わさって砂はおろか小石まで飛んできました。どうにかカメラは守れたんですが体中ジャラジャラになってしまった……。
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機内預入荷物の搭載と
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お客さんの搭乗が終わると
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あっという間に飛び去っていく東京愛らんどシャトル。その間だいたい5分ってなもの。
なお、前にも書きましたが、伊豆諸島を結ぶコミューター便として運行されている東京愛らんどシャトルは、シコルスキー社のS-76という機体が使用されていて、国内ではこちら以外ですと、警察や消防、海上保安庁なんかでも運用されています。
シコルスキー S-76 - Wikipedia

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ヘリポートがクリアーになったのでその奥にある金比羅神社に自分の乗るヘリ便と帰りの橘丸の航海の無事を祈りに行きます。
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途中から振り返って見る集落の様子。
左端が小中学校、正面がヘリポートとその事務棟で尾根筋には上水道の集水設備が見えます。NTTのアンテナの右下に見えるのは教員用の都営住宅。
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ササがびっしりと生えていますが、参道には手が入っていて、僅かなクモの巣以外は歩くのに不自由しません。
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社殿から見返す鳥居。
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後はもうお酒を飲んでダラダラ……。
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ただ、神子の浦の展望広場からは台風の影響とおぼしき連綿と連なる雲と
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打ち寄せる荒々しい波が見えます。

1日前の同じところの波の様子がこうですから、台風の力を感じずにはいられません。
この後、青ヶ島唯一の商店である十一屋酒店でおみやげ買ったり、宿の食堂で天皇陛下のいわゆる「お気持ち」放映を見てむむーと考えたりしていたら、自分の戻り便であるヘリの時間が近づいてきました。

いよいよ青ヶ島に別れを告げてヘリに搭乗

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3日間お世話になった部屋を片付けて、宿のご主人に車を出してもらって一路ヘリポートへ。
6畳ほどの小さな「ヘリポート事務所」で役場の方からチケットを買い、荷物の計量をします。2本買った青酎の分か重量超過分が結構多くて、これならゆうパックで送っちゃったほうが良かったかなというお値段。
同乗客は旅慣れた感じのおねえさん(と言っても僕よりはお若かったような)一人でした。たしかにこの便だと八丈島―羽田の夕方便に間に合わないから、みなさんあるべく朝の便を選んだんでしょうね。おねえさん、とても親切な方で、僕が八丈での宿をまだ取ってないことを話すと自分が予約した民宿に空きがないか問い合わせてくれたりしました*2


などとぼんやり待っているとヘリの到着が近づき保安検査を受けることになりました。普通の空港のような金属探知ゲートがあるわけでもないので、ハンディ式の探知機で身体をチェックされ
「じゃあ検査の済んだ方は奥のほうに」
と奥の「出発ロビー」的なスペースに。当然保安検査済みですのでこれからはヘリに乗り込むまで管理されたこのスペースの外に出ることはできません。といっても事務所の一角に仕切り線があり、2畳くらいでベンチの置いてあるだけなんですけれども。
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いよいよヘリが到着。
用心してましたが朝みたいに小石が飛んで来ることもなく、平穏な着陸。台風のピークはこの島では過ぎたみたい。
まず八丈島からのお客さんが降りてきます。若い人が多く、牛祭りに合わせて帰省してきた人たちっぽい。事務所の横で家族や親戚との再開を喜んでいる様子が垣間見えました。
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乗り込むとシートベルトだけ確認され、あっという間に離陸します。固定翼機みたいな、滑走路への移動と滑走がないぶんいきなり感が高い。
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僕が座った左側の席はあまり島を望むことができませんでした、残念。この日のコースだと上記のおねえさんが座った右側が正解だった模様。
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しかし、商用ヘリというかS-76C初めて乗りましたけれども、ヘリコプターって正面は計器に覆われててあんま視界がないのな。そのかわり左右の足元がよく見えるようになっていて、離着陸や吊り上げ下げの作業のときの視界が確保されていました。正面はセンサーでカバーできるということなんだろうなあ。
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ざっと20分ほどで
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八丈空港に到着。ヘリポートと比べると小さな八丈空港の立派に見えること立派に見えること。
立派に見えるといえば、空港の観光協会のカウンターで素泊まりで民宿を手配してもらって、夕飯探しにフラフラと歩いていた僕には
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八丈島すごい奥行きのある広い島に見えました。わずか3日ですっかり青ヶ島に目が慣れたってわけです。
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専業の本屋があるのが珍しくて思わず八丈富士を背景に写真撮っちゃったりして。
夕食は食べログで評価の高い
tabelog.com
にて
https://www.instagram.com/p/BI2Rm33jVvV/
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明日葉の天ぷらなどいただき、ほろ酔いで宿に帰って「お気持ち」に関するNHK特番など見ている内に就眠…zzz。
さあ明日は東京に帰るぞ!!ここも東京だけど……

八丈島から竹芝への戻りにつきましては
2016年夏、台風の影に怯えつつ青ヶ島に行ってきたの記(その5)
に続く予定です。

*1:ヘリコプターが飛ぶ際に発生する地上に吹き下ろす風

*2:残念ながらその民宿は満杯