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インターネットあっちこっち

おじさんが、水族館や動物園に行ったり、そのへんでお酒を飲むブログです

伊勢志摩水族館めぐりー志摩マリンランドと志摩観光

2015年の夏休み、全国でも珍しく、1県に3つの水族館がある三重県を旅行してきました。2016年にはサミットも開かれるということで、そういうのでざわつく前にという気持ちもあった次第です。初日は鳥羽水族館行ったのですが、それは又の機会に書くとしまして、志摩マリンランドと志摩の名所を観光した時のエントリです。

英虞湾定期船で遊覧気分

前日の台風の影響が懸念されていたんですがどうにか天候落ち着いて、問題なく観光できそうな天候となった夏の日、昨晩の宿をいわゆる前島半島(志摩半島の英虞湾に突き出しているところ)側にとっていたので、まず英虞湾定期船で賢島に向かいました。


https://www.instagram.com/p/60_BXdLees/
ここでは「和具漁港」って書いてますが、和具漁港は南側の熊野灘に面した方を言うらしく、北側の英虞湾に面した方は「和具港」って言うようです。
宿から見た熊野灘は台風の名残で結構荒れていたんですが、英虞湾は静かなもので、
https://www.instagram.com/p/61AobjreRv/
途中、間崎の船着場に寄ったり、リアス式海岸の内側らしい、養殖イカダをかすめたりしながら船はずいずいと賢島の船着場に向かっていきます。役割としては「渡し船」なんですけど、観光客としては遊覧船気分









着いた!

志摩マリンランドへ

賢島の船着場から近鉄の賢島駅構内を経由して歩くこと10分ほどで志摩マリンランドの入り口につきます。


https://www.instagram.com/p/61DPf8LeXH/




入り口でお客さんを出迎えるのフンボルトペンギン。猛暑の午前中、暑さには強い彼らも泳ぐものはごく少数で、だいたい日陰に涼を求めてました。
順路の一番最初にあったのは「古代水族館」で、志摩地方の化石の出土地とか、地球形成以来の生き物の進化を説明したパネル等とともにいわゆる「生きた化石」が展示されています。



ここ出るとホールに戻ってウミガメが展示されてんの見えるんですけれども、だいぶ狭そう……。君たち、はやく新しい水槽を割り当てられるといいね……。

ウミガメ水槽周りは規格水槽を置くところでもあるらしく、いわゆるドクター・フィッシュの水槽が置いてありました。お客さんも少なかったのでやってみたんですがここの魚たちは吸い付き力が強くて
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なんていうんです?こうやって群がられて皮膚をついばまれると、なんかこう?新感覚?があって、やばいですねこいつら。ほんとやばい。
んでここからは普通の水族館に。




コバンザメの小判部分、何度見ても魂がゾワゾワする




すごい珍しい魚がいるとか、すごく水槽の中ので生息海域再現に凝ってる、とかそういうことはないんですが、手堅くコレクションを展示している感じ。おもえば、開館当初のサンシャイン水族館がなんかこんな感じだった気がする。

珍しい金色と黄色のオニダルマオコゼ。こういうのを「縁起のいい色のオコゼ」として飼ってるのは工夫ですね。しかし2匹とも飼われている体色同じっぽくなってるね……。
ドーナツ状の回遊水槽には近海のさかなたちがぐるぐると泳いでいて日に何度か磯着の海女さんが魚に餌付けをするという志摩らしいイベントやっています。
https://www.instagram.com/p/61Hrr1LeeK/
海人、別に魚に餌付けしないような気がしないでもないですが、いいか。
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餌付けされて大きく育った魚たち。


別館マンボウ館のマンボウ。ゆったりした水槽でゆったり泳いでました。


https://www.instagram.com/p/61DPf8LeXH/

手書き熱帯雨林模様が味わい深いピラルクー水槽。
そしてある意味最大の見もの、最近(2015年)の志摩マリンランドでもっとも注目されていたのが上記ピラルク水槽から逃げ延びたこのでかい金魚のワキン。
https://www.instagram.com/p/61DPf8LeXH/
本当にでかかった。あと、陽の当たらないところで暮らしていたのと多分利用できるエサに色素があんまり含まれていなかったので色がすごい淡くなっています。
普通の金魚の水槽もありました。https://www.instagram.com/p/61DPf8LeXH/

地元の希少動物の保護・展示も行っていて

カスミサンショウウオとかネコギギとかがいました。ネコギギはきちんと繁殖まで持って行けているようで素晴らしいなと。写真、撮りそこねたのが残念。
マンボウ館から外に出てみるとケヅメリクガメが飼われているんですけれども

https://www.instagram.com/p/61DPf8LeXH/
作中ほどではないにせよ随分でかくなったなあ。なおジーダスガメラが一番最初に戦う橋がこのエントリの一番上の写真で船の後ろに写っている志摩パールブリッジだそうです。




水族館裏の展望台からの眺め。関東の方ではなかなか見られないような深い入江の感じ、印象深かったです。左側の写真の橋が賢島と本土を結ぶ2つのうちの一つの賢島大橋。

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観光タクシーで志摩をめぐる

という感じで志摩マリンランドをだいだい午後一くらいまで見ていました。3時間くらいいたのかな。
午後が完全に空白の時間だったため、この旅のお供だった近鉄周遊券「まわりゃんせ」*1パンフレットとか見て考えていたんですが、
1人だと割高なんだけれども観光タクシーで志摩の名所を何箇所か見てみることにしました。
賢島駅からタクシーのいる鵜方駅へ。

これ賢島駅なんですけれども、頭端式ホームに特急列車がいっぱい止まってるのリゾート地って感じがします。
鵜方駅を出発したタクシーは県道17号で賢島へ(戻ってる……。)途中、たくさんの企業の保養所の案内板が目に入りました。
「バブルの頃はこんなもんじゃなかったけどねー」
とは地元でずっと働かれているというタクシーの運転手さんの弁。やっぱりかという感じですね。





水族館の時と反対に、賢島大橋から見る賢島。左側の写真の三角っぽい建物が志摩マリンランドですね。
ホテルが改装中なのはやっぱりサミット絡みっぽい。
道々運転手さんにサミットの話を振ると、最近は宿泊のお客さんの数がどうしても増えないしそれはしょうがないと思うので、サミットきっかけに地元の美味しいものその他を知ってもらって新しい面を見てもらえるようになるといいですね~なんて話をしてくれた。
的矢湾と的矢大橋。通り雨が通りすぎた直後の景色で、晴れと雨の空のコントラストが美しかった。
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昔は英虞湾が真珠、的矢湾がカキと養殖するものが分かれていたんだけど、最近はそうでもないんですよ、なんて聞いたんだけど、どういう経緯があったんだろう。
的矢大橋からそのまま「パールロード」を北上。
運転手さん「この道、前まで有料道路だったんだけどね、走る車も少なくて無料化されちゃったね。できた当初は道路脇の木が切られて景色が良かったんだけど、だんだん木が勢い戻して、今じゃ林しか見えなくなっちゃった」
ぼく「なるほど」
運転手さん「それでも、景色のいい展望台が何ヶ所かあってね、コースに入ってます。もう少しで着きますよ」
ぼく「はい~お願いします」
本当に景色よかった。
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ぼく「わ~凄え!ここだと伊勢湾じゃなくて太平洋ですよね?広い!」
運転手さん「そうです、太平洋。海の向こうはアメリカですよ!って言いたいんだけど、この方角だとどっちかって言うと海の向こうは東京なんだよね~」
ぼく「ああっ、そうか、考えて見れば当たり前ですけど、なんか変な感じだ」
運転手さん「だから逆に冬の空気のきれいな日には富士山見えるんですよ」
ぼく「へえ、また来てみたくなりますねそれ」
とかなんとか話していたところ運転手さん、やおら「若い人にわかるかなあ?」って言いながら歌い始めた
♪おいら岬の~灯台守は~
ぼく「見ての通りそう若くないですけど、わかります『喜びも悲しみも幾歳月』だ!」
運転手さん「おお、よくご存知で。あれに出てきた安乗埼の灯台がちょうど正面に見えるんですよ、的矢湾に右手から突き出てるところ。今は灯台守はいないそうだけれども」
ぼく「おお、見えます見えます」

灯台の話の流れで車に戻って次の目的地まで行く間、地名の話に。
運転手さん「この辺は読むの難しい地名多いんですよ。さっきの灯台もそう。安乗と書いて「あのり」と読む」
ぼく「普通は「あんじょう」って読みたいですよね」
運転手さん「次の目的地も難しくてね、相談の相に差し引きの差で、さあなんて読むでしょう?
ぼく「えっ、あいさし?」
運転手さん「もうすぐ道路案内標識が出るからローマ字で答えかいてありますよ」
ぼく「えーと「おうさつ」?うわーこれは読めないですよ」
運転手さん「そのとなり町で今走ってるあたりが「畔蛸」と書いて「あだこ」」
ぼく「これまた難しい、不思議な土地ですねえ……」

相差では神明神社とその末社である石神社にお参り。
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石神社は「女性の願いを一つだけ何でもかなえてくれる」という神様を祀っていて、マラソンの野口みずきさんがここのお守りを持って走ったところアテネオリンピックで金メダルを取れたというのからすっかり話題になったとかなんとか。
運転手さん「男性の願い事聞いてくれるかなあ」
ぼく「だめな気がしますがお参りはしてきます」
最近建てなおされたように見える本社の神明神社の社殿がめっちゃピカピカで、これも石神様のご利益か?という感じでした。
ここからタクシーとバスと鉄道を乗り継いで賢島戻り、渡船で宿に帰りつつ一杯。
https://www.instagram.com/p/61xGfXLeeF/

*1:「まわりゃんせ」近鉄線は特別特急以外事実上乗り放題だし、いろんな施設の入場料込みだしめっちゃお得だった。水族館だけじゃなくて、あのへんの博物館などを公共交通機関でめぐりたいという人にはおすすめしたい。 http://www.kintetsu.co.jp/ise_toba_shima/mawa/f_mawa.html